札幌フィルムコミッションは、映画、テレビドラマ、CMなどのあらゆるジャンルのロケーション撮影を誘致し、実際のロケをスムーズに進めるための非営利公的機関です。
フィルムコミッションの3要件
札幌フィルムコミッションは、ジャパン・フィルムコミッション理事長が定める以下の要件を満たす組織です。
(1)非営利公的機関であること
自治体や外郭団体、NPOや商工会であっても無償で制作支援を行います。
撮影隊と金銭の授受を行わない関係を保つため資金援助、タイアップ協力はしていません。
(2)撮影のためのワンストップサービスを提供していること
撮影に関する一元的な窓口を担い、ロケーション情報の提供や、公的施設等を利用する際の、許認可調整を行います。
(3)作品内容を問わないこと
全ての依頼作品を支援し、撮影の内容や規模によって優遇・拒否することはありません。
それは作品の内容をFCが評価することになってしまいます。
優遇される事を狙ったり拒否される事を恐れたりして作品内容が自主規制されるような結果になれば、映画にとって最も大切な「表現の自由」を制約することになりかねません。
ただし、ロケ地の使用については管理者によって断られることがあります。
沿革
平成23年(2011年)12月 | 札幌市がコンテンツ分野での地域活性化総合特区の指定を受ける |
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平成24年(2012年)5月 | 財団法人さっぽろ産業振興財団内に「札幌映像機構」(旧:コンテンツ特区推進課)が設置される |
平成25年(2013年)4月 | 一般財団法人さっぽろ産業振興財団に移行 |
平成28年(2016年)3月 | コンテンツ特区期間が終了する |
平成28年(2016年)4月 | コンテンツ振興課 映像産業振興係へ部署名が変更になる |
平成29年(2017年)7月 | 映像産業振興課 映像産業振興係へ部署名が変更になる |
機構・事業
